創造力と思いやりその3(悪魔の手術ロボトミーその功罪2)

さて、1949年、人の脳みその一部を削り落として精神疾患を患う患者さんを治療するといった外科手術、「ロボトミー手術」の発案者アントニオ・エガス・モニス。彼はこの年のノーベル医学賞を受賞します。

時代背景として多くの人が先の第二次世界大戦で心身ともにの極限状態を強いられ、精神を病んでしまったという事実もありました。
精神疾患を訴える患者さんは戦前から倍増して、その患者さんたちの家族や周囲を巻き込んでの悲惨な状況やあるいは事件事故などが大きな社会問題となっていました。

『「手に負えなかった事柄」に「決定的な解決策」が投じられた!』まさにそんな風潮で世に受け止められた結果のノーベル賞の受賞だったのでしょうか。

正常な理性を失い暴走する暴れ馬のごとく傍若無人に振る舞う者があったとしたら、その体の自由を奪うしか対処のしようはなかった。
あるいは常に恐怖や不安、不信にさいなまれ一時も目の離せない、何をしでかすかわからない状態にあるにもかかわらず、一切の聞く耳を持たない状態の者。
当事者のみならず、その周囲の者達もまともな社会生活は送れなくなって、経済的にも精神的にも追い詰められて行くのは火を見るよりも明らかです。

もともとある機能を働かせるはずである器官、しかもその仕組みが全て解明されているとは必ずしも言えない、百人百様のデリケートな心をも司る脳の一部を削り落として、人格を制御しようといった行為は、誰もがタブーと案ずるはずです。

実際のところこの手術を受けた患者さん達のほとんどの方が大きく創造性を損ない、無気力、無関心、無感動となり、全くの別人格となってしまったことが後の追跡調査で報告されています。

また当然ながら、脳に施術するのですから手術代も高額で、失敗というリスクも大いに考慮しなくてはいけません。

あの「ケネディ家の呪い」のエピソードの一つとして「大統領の隠された妹」というものがあります。「悪魔の手術」の汚名を着せられることになるこのロボトミー手術の最も象徴的な失敗例がローズ・マリー・ケネディの事例です。

ケネディ家の長女として生まれた彼女はその粗暴なふるまいが兄の政治活動の妨げになるとした理由から23歳の時にこの処置を受けさせられます。
その結果彼女の知能レベルは3歳程度のものとなり、日がな壁をボーッと眺めて過ごしたり、支離滅裂な言葉を発したりなどなど、失禁の後遺症まであったと伝えられています。86歳でこの世を去るまでの60年以上の年月をどんな思いで過ごしたのでしょうか。

高額な治療費、人格の著しい変貌、失敗による廃人化、そんなことを天秤にかけるほどのまさに「究極の選択」であったロボトミー手術。そこには患者さん達の尊厳といった面はどうにも二の次のように扱われているとしか思えないほどの切羽詰まった周囲の人たちの思惑が見え隠れしています。

「悪魔の手術」と呼ばれる所以はこの辺りに起因しているのでしょう。

日本においては以前は文筆活動をしていたが「手術のせいで大きく創造性を失い感受性の鈍化や意欲減退などでまともな記事を書けなくなってしまった。」と執刀医に恨みを感じ、その妻と母親を殺害してしまうと言った悲惨な事件も起きています。

一応、患者の人格変化などの人権侵害や有効性の疑義などから、1975年に日本精神神経学会は「精神外科を否定する決議」を可決していましたがこの事件は1979年に起きており、なんと今でもなぜか悪魔の手術ロボトミーは保険適用の治療法として認可され続けています。

が、しかし「悪魔の手術」と呼ばれるほどの過去の遺物としての位置付けは変わらぬはずです。

やはり人の心を第三者が物理的な処置によって制御しようとする試みはタブーなのではないかと私は思ってしまいます。

でも人はこの一線を越えてしまいました。

奇しくもこのロボトミーの発案者がノーベル科学賞を受賞したその年にフランスの製薬会社がクロルプロマジンなる薬を開発します。この薬は、脳のドーパミン受容体の回路を遮断する薬です。ドーパミンというのはご存知の通り、神経細胞から放出される神経伝達物質で、神経細胞から別の神経細胞へと情報を伝達する役目を果たしています。とりわけ「位置について、よーい!」みたいな状況を促すための興奮物質です。この「よーい」「よーい」「よーい」・・・が大量に襲いかかってくると脳がパニック状態になり不安や恐怖、強迫観念を引き起こし、幻聴、幻覚、様々な妄想を描きはじまます。この薬は脳細胞のドーパミン受容体に作用し、ドーパミンを遮断してしまうので、脳細胞の活動が鎮静化されます。ちょっと乱暴な言い方かもしれませんが、「削り落とす」代わりに「埋め潰す」ような印象を感じてしまいます。

いずれにしても究極の選択であったはずの今では「悪魔の手術」とまで呼ばれる脳への外科手術がなんとも手軽に「薬」という形態に変化して誰でも処方箋さえあれば容易に扱えるようになってしまったわけです。

現在の向精神薬も最初の開発から80年たった今でもこの受容体に作用するといった基本的な仕組みにおいては大きな変革はありません。

当然安全性などは研究されて進歩しているには違いないと信じたいのですが、神経伝達物質はドーパミン、セロトニンなど有名なもの意外にわかっているだけで60種以上もある上、そもそもの人が持って生まれてきた機能を抑制することでの対処療法をずーっと続けることへの臨床も取れてないと言えるはずです。

うつ病、不安神経症、気分障害、人格障害といったものはすべて薬で対処するのが常識となった現代、そもそもの一線を踏み越えてしまったことへの是非をも自身に問いかけながら慎重に対処して行かなくてはと強く案じます。

あの遺伝子組換え、ベトナムで50万人もの奇形児を産む原因となった枯れ葉剤(除草剤)で悪名高い「モ○サント社」を
これといった大義も表明することもなく、ビジネスライクに軽々と天文学的な金額で買収してしまう製薬会社「バ○エル」。

「いったい何を企んでいるんだ!」と陰謀論的な興味を語る以前の問題として「製薬会社ってなんとも儲かるんだなー」って素朴に思ってしまいます。

できることならば身体は日々の生活習慣と食べ物で、心は心で癒していくのが最良かとも。

「薬を買うお金で果物を好きなだけ!その方が身体によくない?」なんて思っています。

優美さんすごい!いろいろ尊敬しまっせ(プロは違うぜ!)

先日オムライスを注文頂いて、いつものごとくぼけーっとしていますから、「お持ち帰り」のトレイに入れるのを間違えてお皿にもってしまったご婦人が、リベンジ(?)にお見えになりました。

というのもお皿から持ち帰り用のトレイに移し替えるときうまくいかず、ぐちゃぐちゃになってしまって、「天津飯リバース」みたいになってしまいました。

「うわわ、、、今作り直しますから!」
と申し上げたのですが、

「大丈夫これで結構ですよ」
とおっしゃられます。

「うわー申し訳ない、じゃお代はいただけませんので、、、」

「それじゃ逆に私の方が申し訳ないので、、、」

しばらくの押し問答の末、
「じゃ器代として100円だけ頂戴します。」
で押し切りました。

というわけで、今日は完成形(?)を食して頂きました。

「ごめんなさいね。前回急がせちゃって、でもあれもとってもおいしかったですよ!」
などとありがたきお言葉!

ここから会話に花が咲きます!
長く海外で暮らしてらした事。その当時の娘さんの大病の苦労話。その娘さんがナイトクラブでプロの歌手の代わりに歌って、会場を沸かせた話などは、ご自身も音楽がお好きで、コーラスのサークルで現在もあちこちで活動なさっていらっしゃること、etc,etc.

「マスターなにか弾いてくださらない」

げ、壁に下げてたギター!めっかっちゃたんですけど、お客人のいう音楽と私のそれとでは上品の度合いが別世界です。
練習しているオフコースですら脇腹がこそばゆくなるぐらいの下品がギターしょってる感じですから。
ナイトクラブで披露する様な曲など知る由も無し、せいぜい頑張って場末のあかちょうちんの流しのまねごとができうるか!?つーぐらいの腕前ですから。

こんなときちょこちょこ来てくれるあのピアニストの優美ちゃん!彼女がいてくれたらなー、、、

「うちもけっこう音楽をやってらっしゃるお客さんいらっしゃるんですよ!、女優でピアニストっていう女性がいて、舞台上で演奏もお芝居もこなすんですよ!」

てなぐわいに話してたら、、、

来たんですよ!その優美ちゃんが!!!!
「おわー!いまちょうどあなたのこと話してたんです!」

「また!マスター!!!!」
「いやいや!だれかれかまわずあなたのことを宣伝してるんじゃないの!私には手に負えないほどの音楽一家で、優美ちゃんだったら話し相手になるんじゃないかって!」

そこからは彼女にまかせて洗い物。

連絡先を交わし会って、とっても満足げにお店をあとにしてくれました。

「今度なりゆきでオフコースを演奏するんだけど、こういう曲とかも弾けたりするの?」
の私の問いかけに、

「とりあえず聞いたことがある曲はたいがい弾けるよ!、楽譜が無いと弾けないって人も多いけど私の場合は楽譜よりも聞いた事があるかないかってことのほうがポイントかな。」

ぐわっ!異次元の回答です。

「それと、これ今度のコンサートのチラシ!、あんま目立つとこにはんなくてもいーからね」
写真入りのチラシですが、その写真が、、、、まあちょー美人!!!!

「これ!すげー美人じゃん!皆この写真みたら一目見ようと来ちゃうでしょ!えーほんとーにあなた?!」

「なに言ってんの!決めるときは決めるのよ!普段なんてのはこんなものだけどね」

(いや普段も愛嬌があってすてきだけど、、、ぜんぜん雰囲気ちげーし!清楚で気品ある美女でんがな)

ほんとプロというのはいろんな面で底知れぬポテンシャルをお持ちですな!!!



創造力と思いやりその3(悪魔の手術ロボトミーその功罪1)

いつも兄弟で来てくれる仲睦まじいお客さん。もの静かで大人しい兄を世話するかの様にハキハキと振る舞う弟くんの名コンビ!

注文はいつもひそひそ話で相談して、弟くんが私のそばまでよって、丁寧な言葉遣いで伝えてくれます。追加の注文や、こちらからの話しかけに応ずるときもひそひそと話しては弟くんが対応するといった流れです。

一見すると頼りないお兄ちゃんと映るかもしれませんが、最後の支払いは必ずお兄ちゃんが、お母さんから預かった財布から釣り銭の無い様にきっちりと払って、ゆっくりとふかぶかとお辞儀をして帰って行きます。このときは弟くんが兄の背を追いかける様についていく感じになります。私はこのおにいちゃんのお辞儀がとっても好きです。

「二人ともお互いのこと大好きなんだろうな、、、」って、いつもこの瞬間にそう思います。

このお兄ちゃんの事をお母さんが自ら

「ちょっと自閉症気味で、、、」

とおっしゃったときにすかさず

「そんなの個性ということでいいんじゃないですか?」

と反論しましたが、

「周りからもそう思ってもらって対処してもらう方が楽というのもありますし、、、」

・・・最近なんとなくですがそれもありだなって思う様になりました。

ひょっとしたらお母さんはこのお兄ちゃんと弟くんに、へんに周りが手をくだして変わってほしくないという気持が強いのかもしれないと。

すくなくとも私にはふたりともお互いのことを先回りして気遣い合う、とっても感受性の豊かな普通の子の様に思えます。

気がつくと「自閉症」「統合失調症」「適応障害」なんてことばを身近に聞く様になりましたが、これらはいったい誰とか何に対しての位置づけなのか、ふと疑問に思うことがあります。

子供たちはみな「ありがとう」「ごちそうさま」をさまざまなかたちで個性豊かに返してくれます。

感受性や想像力にあふれています。
判で押した様な返答だったらやだなーって思いますよ。

今の世の中、こころの状態を語るとき、この誰だか、なんだかよくわからないものの都合や基準、これらを常識とふりかざし、「窮鼠猫を噛む」のような状況にまで追い込んでいることがおおいにあるんじゃないかと感じています。

「これは大変だ!手が付けられない!いや、早急に手を打ちましょう!」などとあまりに安易に精神を対処料法的に扱ってるように思えてなりません。

こういった行為はいつから始まったのでしょうか?

1949年精神疾患の治療法として最先端、画期的だとノーベル医学賞を受賞した治療法が「ロボトミー」です。
これは脳に直接メスを入れることにより精神疾患を治療しようという術です。

この形も良く解らない、自分でも良く説明できない「こころ」とか「感情」を脳という物質を対象に物理的に第三者が介入するという、ある意味偉業をなしえてしまいました。

医学の進歩もついに人の感情をコントロールしうる領域にまで達したわけです。


こころの病で「これは大変だ!手が付けられない!いや、早急に手を打ちましょう!」が医者の外科手術により可能になってしまった瞬間です。

ただしそう簡単ではなかったようですね。

その辺の下りはまた次の機会へ、、、








さて、バンド(ユニット)名をどうしたものか!、、、それ以前の問題として、、、

「バンドを組みたい!自分がエレキギターを手にした頃の、あの夢中になったゴリゴリのハードロックをステージで演奏したい!」が、目標だったのですが、なぜかオフコースからのスタートという展開に、、、。

ただ自分としても「さよなら」とか「愛をとめないで」のリードソロは名演奏だと、高校生の同級生で組んだバンドでちょこっと遊びがてらやったような、やってないような。

たしか「愛を止めないで」はやったはずだと思うんだけど、全くコード進行すら覚えていません。でもこの2曲はいずれリードギターを弾いてみたいのでとりあえずレパートリーにしましょう。

デビューステージは相方のマルちゃん(皆からそう呼ばれているみたいです)のボーカルと私のギターだけですから、2曲ともあのかっこいいリードギターはおあずけということになります。

わたしは自分でギターでコード弾いてても主旋律の音が拾えないという致命的な音痴の特異体質。
ハモリなぞもってのほかの自殺行為!

一方マルちゃんはドラム以外は楽器の経験は無いみたいだし、、、ボーカル1本+ギター1本のちょーうすっぺらいオフコースです。


まあそれもオリジナリティということで押し切りましょう!

バンド名もシンプルに「マル&オシゲ」でいきましょう!「チャゲ&飛鳥」のテイストで!(つぎは彼らの初期の歌を演奏したいって密かに思ってます、名曲いっぱいありますからね)←(ハードロックはどうした!?)

それよかもっと切実な問題があります。お店の飾り付けとして買って、今弾いているARIAのエレアコ(リサイクルショップで9000円で仕入れました)どーやってもって行こ?ケースがありません。


「車で運ぶことを考えたらハードケースだよな!」ってネットでみると、、、結構なお値段です。
といったって諭吉さん1枚前後なのですが、中に入れるギターの方が安いという事態に釈然としません。またいつもの”安物買いの銭失い”という私の体質を見透かした明言が頭をよぎります。


うーん・・・「下取り!?」


「相方のマルちゃんにも、あんまりにも初心者ぜんとした格好で脇に立たれても、文字どうり格好つかないよな!」


「これから本腰いれて人前で演奏するんだからせめて見た目だけでも整えるか、、、」


で仕入れたのが、、、


 


これならいずれメンツが増えたとき、そこそこリードギターパートもこなせるっしょ!


・・・あれ!後ろがまるまってから座って弾いたら滑って逃げちゃう!


新たな問題が浮上!


しかも専用ケースだからアリアの方は入んないし!


(結局アリアの方も手放せませんでした)

お嬢!にくいぜ!

さて、日曜日のお客さんは大概常連さんです。ひっさしぶりにお見えになった、これまたペンギン村からやってきたようなお若いお母さん。(最近のお母さんはみんな私の感覚とはかけ離れて、、、この方も最初は女子大生かなんかと思ってました。小野田さんが帰国したとき子供がみんなお人形さんみたいに見えたっていってたけど、そんな感じ?どんだけ世間擦れしてんでしょ私は)娘さんとお父さんと一緒です。
注文も聞かずに
「みんなでつっついてね」
と大皿サラダをみまいます!

「お嬢ちゃんにはピンクのジュースね」
オレンジジュースにブルーベリーの実を入れるとピンクに染まります。なんか意外なんで、つい勝手に出してしまいます。体にも良さそうだし、

ジャガイモと玉ねぎ、レタスとウインナーをバターで炒めてシンプルに黒コショウ、オリーブオイルとバジルとピンクソルトで召し上がれ!
トーストをスティック状に刻んでカレーソースで、、、お腹がいっぱいになったら、、、

「ママさんママさん!うちのカウンター、これ木目のシートで化粧直ししたんですよ。だから見て!ほらスッゲー滑るでしょ!」
とミニジャムの空き瓶で、即席カーリングです。流行り物にはすぐ乗っかるお調子者です。

「ホワイトボード用のマーカーだと書いたり、消したり簡単にできるんすよ!」
「こっちにスタートラインを描いて、んで得点ボードを書いて、、、」
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「やーカーリングのルールー知らないし、」

「いーのいーの適当に交互に得点を競えば、慣れたら、でっかいジャムの瓶をボスキャラって言って蹴散らしたり勝手にルールー作って好きにやって!」
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しばらくきゃっきゃきゃっきゃ言いながらの親子対決です。

さて私は洗い物、洗い物、、、コーヒーにデザートにと一家族だけで流しは山積みです。

「じゃそろそろ行くねー」

「ほーいあんがとね。また待ってます!」

次のお客様が「なんだこれ?」って思っちゃうから洗い物の手をとめてテーブルを拭きに行ったら!
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お嬢!ジジイを喜ばすツボを知ってんじゃん!
「ん、将来が楽しみ!」



決して自慢出来るほどのものじゃないけど、、、ありがたいっす!

20171130_173211.jpg 「おもちかえりでオムライスを2つそれとここで食べるのに一つくださいな。」

初めて見るお客さんです。上品そうで穏やかな感じのご婦人です。

「うわ、うわ!すいません!ちょっと卵が切れちゃってます!急いで買ってきますので、珈琲でも飲んで待っててください!すいません!」

いつものごとくの段取りの悪さ!「まだ2人前分の卵はあるから、おむかえのドラッグストアが開いたら洗剤と一緒に買いに行こ」などと油断してました。(油断ではありませんいつものことです)

「大丈夫ですよ息子から聞いてますから、いつもちょっと時間はかかるけどここのオムライスがおいしいって言ってましたから。楽しみに待ちます。」

(うわーなんかすんごく申し訳ない!ダッシュ&ダッシュです。)
(ところで息子さんって、、、誰だろ?あの人?この人?)

というところでご本人の登場です。
「あ、あなたでしたか!どーも申し訳ないです。」

「いやいやじゃちょっと買い物行ってきます。」

いつも注文を入れてから自分の用事を済ましてくれる男性がいます。
この方、ほぼ毎日のようにオムライスとアイスティーを無言で食べて行かれるのですが、おかあさまがあまりにお若いので、結びつきませんでした。

作りながらおかあさまに
「いっつもああやって私がばたばたやってるのを気遣って時間の猶予をくれるんですよほんと助かってます。」

「そうなのすごく優しい子でね、、、、」

いろいろエピソードを聞きました。お母さん思いのみならず、兄弟にも他人にも、

「なにかにつけて気を回しては旅行や買い物などに誘ってくれるんですよ」

以前は柔道をやってらして、当時は110kg以上あったとか、
まさに『気は優しくて力持ち』の日本男児ですな。陰ひなたで、常にたのもしい存在であることがお母様のうれしそうに語る姿に読み取れます。

『火事場の馬鹿』の「なんで今お前がここにいるのうっとーしい!ちったー考えろ!」のわたしとはえらい違いです。

それにしてもお母様があまりにお若く見えたので、
「ほんとお若いお母様ですね」とお持ち帰りを携えてお帰りになった後に、いらしたご本人に申し上げると、

「いやいやもうけっこう年寄りですよ」

とこちらも嬉しそうにご謙遜!

うらやましい限りです。

さて今日のうれしいお客様はもうひと家族ありましたよ!

例のギターを差し上げた可愛いぼくと、そのぼくちゃんが大好きなかわいいおかあさん!

がっつりサラダを食べてもらいました!(もちろん押し売りです!)

いろんな人に生かされてやってます。

木曜日は嬉しい日です。


我がチームの栄えある(?)No.1を冠するフラワー担当桂子さんが週1回出店なさる日です。


でもまたもやあいにくの雨。しかも冷たい雨です。


朝の6時には自分一人でタープを設営して花を並べてお客さんを待ちます。


「これだけのものがよくこの軽自動車にのってんなー」とどらえもんのポケットのごとくの量をきっちり管理なさっている様だけで尊敬です。


うってかわって8時にオープンの私の店に「やっべーまた遅刻だぜ!」のわたし、、、


冷えきった桂子さんに差し入れをもって行くのを口実に珈琲を売らなきゃいけないのに桂子さんの周辺にお客さんが見当たらないのをいいことにすぐ油を売ってしまいます。


「今例の桂子さんのフラワーアレンジ教室の件具体的な使用料の提示と日程の協議を今日の理事会でしてもらう運びになってますから!」


 



そこからお互いの一週間の動向を話して、今後こうしたいね、あーしたいねを夢を膨らませて、、、


「あ、そうそう俺、エンターテーメント係、世話役として、とりあえず切り込み隊長!きっかけづくり人脈作り!東大和のライブハウスのステージに出演しますから!」って自慢げに話したら。


「あは!聞いてないわよ!」と満面の笑み。(そこ笑うとこ?やっぱ・・・)桂子さんの笑顔にはいろいろ助けてもらってます。いろんな意味で、肩の力が抜けて新参者がうまく常連さんたちとなじめるかの不安が少し和らぎました。


 


「まあ、とにもかくにも先ずはカルチャースクール構想の実現、自分たちのねぐら作りを早めましょう!」


 


とりあえず店にもどって、米炊かなきゃいけません。


シャカシャカやってると「オウ!」


私の憧れのレジェンドドラマー「ムッシュ」(←わたしが勝手にそう呼んでいます)の登場です。


 


「だめじゃん!ムッシュこんな寒い日に出歩いちゃ!」


 


「いやいやカレー作ろうと思ってな」


 


「またすんごい肉買ってるね。相変わらず凝るの?前回の奴プチトマトがすげー効いててちょー旨かったけど、あれとはまた別?」


 


「おう、今度の土曜日のとき(例の東大和のライブハウスでムッシュの新バンドのコンサートがあります)に出そうかと思って、牛筋カレー!」


 


「おーいーねー!」


 


「来てくれんだろ?旨いの作って待ってるからな!」


 


「もちろんちょー2度おいしいじゃん!楽しみ!!!」


 


「んじゃな!」


 


今日みたいな寒い日はスリムなムッシュの体調が心配になっちゃいますが、逆にいっつもうちに顔を出してこっちのことを気遣ってくれます。


 


、、、なんか鼻水でてきちゃう、、、


 


 


 

お肉を食べたら「お野菜もとんなさい!」って言われてたよね。

お肉を食べたら「お野菜もとんなさい!」って良く小さい頃から言われてました。

今みたいにいろんな情報が飛び交っている世の中ではありませんから、いわゆる経験などからくる「常識」みたいなものなんでしょう。

今、私は「パンを食べたらお野菜もとんなさい!」をやってます。「グルテンフリー」は現在ちょっとしたブームで、こだわれば限りなく小麦の摂取量を0に近づけることができるぐらい、いろんなそれに特化した食品が出回っています。


ただ、いろんなことにこだわりすぎると健康の為に始めたものがストレスの原因にもなりかねません。


品種改良を重ねた結果、大昔の小麦と現在のそれとではグルテンの含有率が大幅に異なっています。

また小麦そのもの、その小麦と頻繁に一緒に用いられる白砂糖に中毒性があることを知っていれば、それだけでお腹を満たす事が良くない事だと判断できますよね。


私のお店でもパンは良く食材として使っています。「自分が小麦を控えているくせに客には出すのかよ!」なのですが、わたしも食べたいときはクリームたっぷりの菓子パンもたべれば、たこ焼き、餃子、こってり背油のラーメンだって食べてます。

ほんとうに今までと比べたら文字通り「控えめ」にしているだけです。


でもそれでも以前の様に三食カップラーメンみたいなことが気持悪くて出来なくなってしまった様ですし、コンビニで珈琲を買うたびに一緒に買っていたドーナツもいまではけっこう重たく感じます。

「たべたい!」と思っても以前ほどそればっかりが続けられなくなっています。ペペロンチーニに凝って、一週間やそこらそればっかみたいなことをやっていましたが、今は想像だにできません。脂っこいもののあとにはお茶漬けや漬け物が恋しくなります。


それにここが最大のポイントで、お通じがバロメーターになっているのです。

お客さんのリクエストでうどんを仕入れて、たまたま残って賞味期限が近づいた物を自身で2食続けて食べただけで、そこが変わってきます。食べた量と比べてあきらかに違うんです。しかもたいていが難産!

グルテンのグルは接着剤のグルーと同じ意味です。お腹の中にへばりついているのではと思い、そんな日は極力野菜を意識的にとっています。


うちのお店ではトーストセットをお出ししていますが、そんな理由で野菜をかならず添えた形で、それ以外のメニューに関しては今は自分の構想にはありません。

お母さんが働いていらっしゃって、兄弟だけでうちに食べにきてくれるお客さんがいます。

「野菜全部たいらげた?じゃないとデザートあげないよ!」「オレンジジュースも残しちゃだめ!」の押し売り状態です。


それでも「マスターの店いきたいって息子たちが言ってましたよ!」そういってくれたお母さん。今日はすごく久しぶりに3人そろってのご来店でした。IMG_20180227_115518.jpg

ダイエット?必要ない、必要ない、アフラック!小麦を控えてご覧なさい!

さて、最近どーも小麦が健康に悪いって(しかも相当に)のがあちこちで言われる様になりました。

特に腸や脳に穴を開けてしまうなどと、恐ろしい記事が巷に溢れてます。

これは一大事ということで、体調不良を訴える知人に「小麦抜いてみたら?いろいろ悪い噂が有って、貴方の肌荒れとかも改善するかもよ」なーんて勧めたのをきっかけに「じゃ俺もやってみるか、、、」と始めたのがかれこれ5ヶ月ぐらい前のことでした。

最初こそ「あったかい麺類が恋しいな」とは思いましたが、わたしの場合の結論から言うと1、2ヶ月ぐらいで7kg痩せました。

その後3ヶ月以上たちますがなんらリバウンドとかありません。



パン、クッキー、ケーキ、衣のついた揚げ物、麺類のほとんど、練り物、スナック菓子類etc

控えようと思ったら結構小麦食品だらけということに気づかされます。けど慣れると一切欲しいと思わなくなるから不思議です。



じゃあそれで食べる量そのものが減ったんじゃないかと思いきや、以前に増して、食事の量は増えている様にも思います。

肉、魚、果物、好物のピーナッツ入りのチョコレートにおかきにせんべい、大好きな白飯など、けっこう皆どか食いしてます。

にもかかわらず太らないのは「お通じが快調」のせいかもしれません。

運動?いっさい気にもしません。ただただ小麦を控えるだけ。



以前炭水化物抜きで同様に7kgぐらい痩せた事がありますが、「快便!」とはほどとうかったし、肌がなんかたるんで、「げ、老けた!」と鏡を二度見したものですが、それも今のところ現れてはきません。



言われている健康面についてはもう少し様子を見てみようと思いますが、

「やっぱ日本人は米食ってた方がいーんじゃないの?」



とりあえず、痩せたかったら、これ!お勧めです!

創造力と思いやりその2(悪魔の手術ロボトミー)

「創造力が豊かな人」という人は感受性も豊かってことになるんですよね。
感度よく多くの刺激に反応して、それを題材に膨らまして、いろんな物語を連想していく。デザイン/レイアウトの仕事をしているとそういう人をうらやましいと思ってしまいます。

そもそも私の様に「暖簾に腕押し」、「糠に釘」じゃダメかもしんないって思いまさーね。

無関心、無気力、無感動、、、そういえば例えばの話、ジブリの主人公が皆こんな感じだったら多分始まって10分程度でエンドロールっすよね。


だから、いわゆる「多感なお年頃」の少女が主人公という運びになるのでしょうけど。

でもみんなおっそろしく性格が良いです!多感でも神経質な子、気ムヅカシイ子、すぐ腹をたてる子いないです。
若干、冒頭そんなおもむきでも結果的になんか知らないけどキャラ変わりせず乗り越えちゃうんですよね。

皆けなげで、真面目で頑張り屋さんで、絶対、しょげることはあっても「んっだーこのやろーフザケンナ!」ってブチ切れる子いません。
こういう子達は大人になって、おばさんになってと想像すると随分と世間から嫌われてしまうんじゃないかとも心配になってきます。

「嫌われ松子の一生」ていうテレビドラマを主人公の女性が私の好きな女優さんだったのでよく見てましたけど、けなげで薄幸な主人公がなんかせつなしんどくて、おいおい「さつきちゃんは大丈夫か?メイちゃんはまあなんとか渡っていけそーな気がするけど、、、」と脈絡なく不安になってました。
(どこの何心配してんだ!)

「この、投資したものが利潤を得て帰ってくること、消費が増える一方じゃないと成り立たない、の最初っから怪しげな今のこの資本主義社会においては『良い人』という存在は完全にその欺瞞を埋める餌食にしかなんないじゃないですかね。」

などとバラエティにしか出てこない、タレント経済評論家みたいな感想をいだいてしまいまさーね。

こんなような現実社会とのギャップが生む漠然としたしこりがジブリ作品の中でもダントツ都市伝説的な話題を多く生み出してるのかもしれません。(俺って何考えてんだバカかも!まー続けます。)

ひとが良いだけに、リクルートスーツ姿のさつきちゃんがブチ切れられず、顔をくしゃくしゃにしておばあちゃんに泣きつくこともできず、どんどん創造力や感受性を奪い去られて、トトロの姿も見えなくなっていく姿って、実写板「隣のトトロ青春残酷物語」なんとなく想像しやすくないですか?

金魚が水道水で死んでしまうかのように心根の綺麗な子が創造力を奪い取られてしまうようなこの世の中、いろんなものが「常識だ正義だ当たり前だ」とさつきちゃんに襲いかかってきます。

「水道水入れちゃったのあんたバカね!そりゃ死ぬわさ常識でしょ」(でもそれ飲んでます死ぬまで、、、どっちがおかしいの???)
(マイケルジャクソンが日本公演の折、大量のミネラルウォーターを使ってシャワーを浴びたという事実は彼の奇行としてしか報道されませんでしたね。アメリカ軍の駐留部隊には「水道水はポイゾンだから飲んじゃダメ」という指示書があったとかなかったとか、、、)


「ハイジ」も壊れかけて山にもどりました。でも現代人には「アーデルハイド」しか選択肢がありません。


じゃ創造性とか感受性とか壊れそーになったらどうすんの?


例えば感受性が強いが故に「みんながわたしをいじめるの!」「イライラするの!」「誰かわたしを助けてよ、いや!ほっといて!」「このままではわたしおかしくなっちゃう、いやもうなっちゃってるかも・・・」「おなかも痛いし、あたまも痛いの!」「なにも聞きたくない!なにもしたくない!!」

のような展開に落ち入ってしまうケースって、ジブリの主人公のようなおっそろしく性格の良い子にかぎらずとも生活環境が変化して緊張状態にあるときは誰にでもおこりうることですよね。


ふだんであればなにげなく聞き流せる事でもこの過敏になった感受性、想像力が自身をどんどん追い込んで、悪い事ばかりの連鎖がはじまります。

周りの人をも巻き込んで、傷つけてしまうかもしれません。


あなたがもしもそうなってしまったらどう対処しましょう?


・・・画期的な治療方があります。そもそもそんなこと考えずに済むように感受性を壊しちゃえばいいんです。ちゃんと保険も効きますよ。それが「ロボトミー手術」です!


続きはまたの機会に、、、
プロフィール

おしげ

Author:おしげ
東久留米の市場の中の小さな小さな休憩所、そこの管理人です。
とはいえ自己管理とかが大の苦手、適宜テキトー大雑把が信条の私!
大丈夫かー!

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