バカは死んでも治らない(その3)

「ジョナサンとかだったら分かりますけど」

「了解です!じゃお嬢そこでケーキでも食べて待っててね。おいさん急いで取ってくるから!」

とは言ったもののこちとらちょーが付くぐらいのビンボー人なので、外食はもっぱらすき屋の牛丼オンリイ!待ち合わせをするとしても庶民の味方のサイゼリアぐらいですから、おっしゃったジョナサンがどこか分かってないといったちょー行き当たりバッタり!

それでもどこの馬の骨かわからんいきなり変なおじさんに「ギターあげる!」と言われた方の身を考えるとあんまり待たせるとそのジョナサンからも引き上げてしまうやと気ばっかり焦ります。

「うわ!ケースがないんだっけ!とりあえずこの袋で、、、げっ、はいらん!んじゃこのエレキのケースで、、、さらにはいらん!(当たり前か)あ、ここ手垢が!!」、、、GO!

 「ちょっと待ったー!!このギター!プリアンプの音がいいんだっけ!アンプ、アンプ、、、えーい一二日前に買ったこのアンプで、もーいーや今更リサイクルショップへ寄ってなんてしてられへん!」GO!
じゃなくてシールドも必要でしょ!あ!そーだ弦交換の時に必要なペグ回し確かあったはず!」
ドンガラガッシャーン!!!、、、「んーんそれは買ってもらうか」、、、、

ジョナサン、ジョナサン、、、ナビの周辺検索で最寄りのジョナサン、、、出ました!

急げや急げ!

駐車場に着くやいなや角が破れた袋に3分の1程度だけ覆われたギターのネックをつかんで飛び降ります。
入り口に向かう途中で後ろから声をかけられました。

「中には入らずにここで待ってました。違うジョナサンに向かわれたのかとも思いまして」

やはり不安に駆られて待っていらした感じです。

で、無事再会を果たせたのでジョナサンの駐車場でミニミニライブです。
ホテルカリフォルニアにはお父さんが、クラプトンのティアーズインヘブンにはお母さんが「この曲大好きです」と反応してくれました。

「きれいな音出ますね、おいくらで譲っていただけますか?」

「へ、?お金はいりませんよ!私、ちゃんと自分のギターは持ってます!(ちゃいなオベーション)それに子供にギターを譲るのはなんか宝くじを買うようなワクワクがあるじゃないですか、将来すげー音楽家になったりしてとかね。お金もらったらそんなことを夢見るごりやくがなくなっちゃいます。(と訳のわかんない持論でごり押しです)
これだったらお嬢にお似合いでしょ。それにお父さんがいーって言ってたやつの上位バージョンでほらサウンドホールの飾りがお店のやつはプリントだけどこっちはアバロンって貝が埋め込まれてるんだからね!」

早速お嬢に手渡すと、、、

華やかな笑顔を見せてくれました!

実は彼女にはお姉ちゃんがいて、軽音楽部に所属してらっしゃるそうです。

「さっきのおっさんくさいギターよかこっちの方がお似合いだね!お姉ちゃんに取られんなよ!」
にっこり微笑んでくれました。

「おっさんくさい」で当初の「師匠にギブソンを手放す代わりのギターを」の目論見を思い出しましたけど、
(ま、いーか、、それがなければこの親子に巡り会えなかったことだろうし、お嬢の笑顔に会えることもなかったわけだし、、、)

ひょとしたら、、、引き寄せなんて単純なことかもね、なんだかんだを思いに従って動くか、否かってことだけ?。

そんな中師匠からのメールの着信、

「明日餃子作るからおいで!」
ぎょぎょ!こっちのこと見てんのか!?


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おしげ

Author:おしげ
東久留米の市場の中の小さな小さな休憩所、そこの管理人です。
とはいえ自己管理とかが大の苦手、適宜テキトー大雑把が信条の私!
大丈夫かー!

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