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常識はずれと自分らしさ、、、

「名刺とかいただけますか?」
別れ際にお母さんが尋ねられました。

「いや、そんな、名刺を持ち歩くほどの身分じゃありません。市場の休憩所の管理人ですから」と照れ隠しに受け流します。「あの、、、新品で買っても大した金額のものじゃないんで、本当にね、気に入ってくれたことでこっちは満足なんで、、、」

「今度一度お店にお伺いいたします。」

「はあ、、暇な時にでもゆっくりにどうぞ」
本当に気を使って欲しくありません。願わくばただただあのギターを毎日弾いてやってもらいたいと思ってます。

譲ったギターですが、音と弾きやすさには結構満足して弾いていたのですが、何のこだわりか自分でも解りませんが、カラーリングが自分のものじゃない!って常々思ってました。

エレキはPE-60チェリーサンバーストで決まり!これには本当にこだわってます。最初に手にしたギターがアリアのチェリーサンバーストのレスポールのコピーモデル。
バンド時代トリミング

はしたない写真で恐縮ですが(基本今だに裸族です!さらに恐縮です!!)そのギターを抱えてる写真がこの一枚しか残ってません。この写真を撮ってくれた竹馬の友はすでに「天国の階段」を登ってしまいましたが、奴が「やっぱお前はこのギターだよな」って常々言ってました。向こうに行って見せたら絶対に「お前らしいの使ってんじゃん!」と言わせる自信があります!

トレモロ付きが必要とあればあくまでもサブ機なのでそれほどこだわりはありません。圧倒的に弾く頻度は低いからに他なりません。

アコギは断然スプロースのナチュラルってーのが私のこだわりです。
オベーションもナチュラルじゃなかったらいっくらケース付き3万円のお買い得でも買ってません!
お似合いの色というのは自分らしさを表現する上でも重要な要素だと思っています。

実際お嬢に譲ったギターを買った時も30分ぐらい弾き倒して、その音と操作性を今ひとつ納得のいっていないカラーリングとを天秤にかけて迷いながらもレジに持って行った次第でした。

ただその時はライブ活動を始めるにあたってアンプにつなげられるアコギがどうしても必要と感じていたからこその妥協がありました。ステージを踏むという条件がなかったら私には無縁のギターだったに違いありません。
そのギターをステージに運ぶためのハードケースを買いに行った時にあの「ちゃいなオベーション」に出会います。セオリーとすれば僅かでも下取り金をその購入資金に当てるのが合理的なのかもしれません。(だって納得いってないんでしょ?)ですから。当初そのつもりでした。
ただまさにカウンターに差し出さんとした時「俺って本当身勝手だな〜」って思ってしまいました。
一度は「お前でいくぜ!よろしくな!」とせっせと磨いて、フレット擦り合わせて、サドルも調整して、ナットの溝もヤスリがけして、弦を張り替えて、うんぬんカンヌン、、、で、新しい恋人ができた途端「はいさいなら」がどーしてもできませんでした。かといっていろんなギターを器用に使いこなすほどの腕もありません。値段の割にはなかなかの器量の持ち主です。下取ってもらって店頭に並んだらすぐ買い手はついたやもしれませんが、コスパが高いが故にぞんざいに扱われてはかわいそうです。
「俺がきっちりお前にお似合いの次の嫁ぎ先を見つけてやる!」つーのがその時の心情です。

私の店には手作りにこだわる作家さんたちから預かった作品が展示されています。当然ながらその一つ一つが全て想いを込めて仕上げられたものばかりです。
買い求められた人にもそれを慈しんで感情移入してもらいたいと思っています。

今回の私の非常識な行為はそのことを自分自身への戒めとして、他人様に付き合ってもらった本当に自分勝手な自己満足でしかありません。
ですからことさらに「今度一度お店にお伺いいたします。」はちょっと重荷です。

願わくばあの微笑んでくれた名も知らぬ少女が友達から
「そのギターお似合いだね!どこで手に入れたの?」

「うん変なおっさんがくれた!」
なんつー会話を想像して頬杖つきながらほくそ笑んでいるぐらいがちょーどいい感じです。

少なくとも私の目には彼女に抱かれたあのギターが彼女同様に笑ってくれたように感じましたからね。







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おしげ

Author:おしげ
東久留米の市場の中の小さな小さな休憩所、そこの管理人です。
とはいえ自己管理とかが大の苦手、適宜テキトー大雑把が信条の私!
大丈夫かー!

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